シンガポール日記 (6月28日 - 7月4日)
6月28日(土曜日)
昨日のニュースにおいて、シンガポールで初の観覧車が建築されることになった。2005年の秋頃に南マリーナ地区の海沿いにお目見えする予定。地上高さ170メートルにも及び32個の観覧車が設置される。上空からの眺めは隣国のインドネシアやマレーシアを望むことが出来る。総工費は140億円。シンガポールのランドマークとして存在することになるだろう。
6月29日(日曜日)
アジア太平洋にまたがる各国の健康省・保健省はSARS後における人々への安心を投げかける為に緊急に行わなくてはならない事項を確認しあった。また、アジア太平洋経済協力機構(APEC)のアクションプランへ、将来に起こる可能性のある病疫対策を盛り込むことに合意した。
6月30日(月曜日)
シンガポールにおける旅行業界は米国のCDC(疫病対策センター)がシンガポールから完全にSARSウイルスがなくなったと渡航注意勧告を取り下げたことで、SARS後対策における第2のいい知らせとなった。
WHOをはじめCDCによってもSARS解除の勧告を受けたことはシンガポールにおいての住民や海外からの渡航者に対して病疫からは安全な国であることが証明されたに等しい。これはシンガポールにおけるいろいろな関係の人々や機関の草の根的努力のお陰である。
7月1日(火)
シンガポールをはじめ17社の航空会社が参加する、アジア・パシフィック航空協会(AAPA)は予想以上に渡航者数が戻りつつあると確認しあった。AAPAはこの傾向はいい方向へのサインだとし、さらなる観光・渡航客が望まれると発表した。これは先頃のWHOによる香港と北京の渡航自粛勧告が解除されたことによる。
7月2日(水)
トロントが遂にSARS感染地域からの解除をWHOが発表した。これにより、台湾のみが感染国となった。もし、このまま新たな感染者が出なければ今週土曜日にも解除される意向だ。
シンガポール航空はオーストラリア政府観光局と共に両国の観光・業務渡航者を増やしていく為の共同プロモーションをおこなうと今日、ストレイト・タイムスが発表した。この「エンジョイ・オーストラリア」キャンペーンは今週開始され、東南アジアの各国や、香港、中国そしてインドが対象国となる。7月と8月の特別航空料金が7月15日まで販売される。
7月3日(木)
シンガポールは更なる衛生の向上にむけ、SARS感染時における教訓も含めて、あらたな衛生対策をおこなう。町の公衆トイレを5星(5段階)にて等級わけし表示する。これはハッピープログラムと名づけられ今週までにシンガポール島内に設置されている2万9千の公衆トイレが調査される。
7月4日(金)
航空会社の予約状況がSARS前の状態に近づきつつあるとアジア最大の予約会社アバカスが発表した。代表取締役社長兼CEOのドン・ブリッチ氏は年末までに客足は完全に戻ると確信しているとの声明をした。
アジア方面の予約状況は依然として14%ほどSARS前の3月初旬よりも少ないが、解除後5週間連続で予約数を確実に伸ばしている。最低だった11万5千件からは47万5千件の予約という数字は、4倍にも増えていることを示している。
ブリッチ氏はSARS後の各界の協力と国を挙げた多くの効果的な対策が功を奏していると発表した。
観光客や地元の若者に人気のナイトスポット「ズーク」はテーマパーティを企画し「ビーチ・パーティーの夜」を盛大におこなった。参加者は皆、水着ルックで来店し、この店始まって依頼のビキニやトランクスの若者であふれた。また、パーティなどのイベント企画会社スタイル・ファクトリーは3周年記念として、200枚の入場券や景品を無料で配った。
|